外壁を長持ちさせる「下地補修工事」とは?見えない部分こそ大切なメンテナンス!
- 2026.05.11
- 下地補修工事
今回は、外壁塗装前に行う「下地補修工事」の様子をご紹介します。
外壁塗装というと「色を塗り替える工事」というイメージを持たれる方が多いですが、実は塗装前の“下地補修”がとても重要です。
どれだけ高性能な塗料を使用しても、下地が傷んだままでは塗膜の剥がれやひび割れが再発してしまいます。
建物を長く守るためには、まず傷んだ部分をしっかり補修することが大切です。


今回行った下地補修作業
① 劣化部分の確認・既存塗膜の撤去
まずは外壁の浮きや剥がれ、ひび割れなどの劣化箇所を確認します。
劣化している塗膜や脆弱な部分はそのままにせず、しっかり除去していきます。
傷んだ部分を残したまま施工すると、後から不具合が再発する原因になるため、丁寧な下地処理が重要です。

② ハイフレックス塗布(接着力向上)
既存下地と新しく施工するモルタルをしっかり密着させるために、「ハイフレックス」を塗布します。
これは接着剤のような役割を持ち、補修材の密着性を高める非常に大切な工程です。
この工程をしっかり行うことで、剥離しにくく耐久性の高い補修につながります。

③ モルタル補修
欠損している部分や不陸箇所にモルタルを塗り付け、平滑に整えていきます。
外壁表面の形状や厚みを周囲に合わせながら施工することで、仕上がりも自然になります。
ただ埋めるだけではなく、下地の状態を見ながら適切な厚みで施工することが重要です。

④ ハツリ作業
鉄部の腐食や爆裂箇所では、傷んだコンクリート部分を「ハツリ」作業で撤去します。
浮いている部分や脆くなった箇所を取り除くことで、内部の状態を確認しながら適切な補修を行うことができます。

⑤ ケレン清掃
露出した鉄部のサビや汚れを除去するため、「ケレン清掃」を行います。
サビをしっかり落としておくことで、今後の腐食進行を抑え、補修材や防錆材の密着性も向上します。

⑥ Kモル成形
最後に補修部分を周囲の模様や形状に合わせながら成形していきます。
外壁の肌合わせを丁寧に行うことで、補修跡が目立ちにくくなり、美観の回復にもつながります。


下地補修は“建物の寿命”を左右する重要工事です
下地補修は、完成後には見えなくなる部分が多い工事ですが、建物を長持ちさせるためには欠かせません。


特に外壁は、雨風や紫外線の影響を毎日受け続けています。
劣化を放置すると、雨漏りや内部腐食につながるケースもあります。
だからこそ、塗装前の下地補修を丁寧に行うことで、
- 塗装の耐久性向上
- 雨水侵入の防止
- 外壁剥落の予防
- 建物寿命の延長
につながります。
弊社では、見えなくなる部分こそ手を抜かず、一つ一つ丁寧に施工しております。
今後も安心して長く住める建物づくりを心掛けてまいります。
担当 南部